あずまーヴる大王／Ｘ-めん編
うるさいのがもう一人
プロフェッサーＸ「実は明日からこの学園に新メンバーがきます」
一同「おー」「またか」
プロフェッサーＸ「今度の新戦力は中国系です！ とるのに苦労してねー」
一同「中国人か？」「とったのか？」
サイロック「中国人！」
サイロック「ライバル登場!?」
ストーム「はりきらなくていいって」
負けるもんか
サイロック「中国人――！ きっとすごいカンフーとか会得してるに違いない！ どう対処すれば!?」
ストーム「そんなの考えなくても」
サイロック「ちょっと、あたしにキックしてみて！」
ストーム「え…？」
ストーム「なんでやねん…」
サイロック「ぐはーっ！」
サイロック「これぐらいハデに吹っ飛んだ方がいいかな？」
ストーム「なんでやねん」
中国人や
プロフェッサーＸ「はーい、例の新メンバーのリーさんです」
一同「おー」「中国人やー」
ジュビリー「ジュビレーション・リーといいます。よろしくおねがい…」
プロフェッサーＸ「だめだめ！」
プロフェッサーＸ「そんな気を使って普通の言葉でしゃべらなくていいから！ よろしくおねがいするアルヨでいいよ」
ジュビリー「そ、そんなの中国人でも…」
プロフェッサーＸ「はい！」
ジュビリー「…よ、よろしくおねがいするアルヨ」
一同「おーっ」
そんなんゆーても
ジーン「中国のヴィランってホントにナマズヒゲ生やしてるの？」
ジュビリー「うん、マンダリンはホンマに生やしてるよー？」
ストーム「でもジュビリーってあんまり中国人って感じしないね。もっと強そーな人を想像してたけど」
ジュビリー「中国人がみんな拳法使いやないから…」
サイロック「にせものー!!」
ジュビリー「ええっ!?」
テスト
ジュビリー「にせものって言われても…」
サイロック「じゃあお弁当見せてよ！ 中国人ならギョーザが入ってるはずよ！」
ジュビリー「え…そんな中国やからって…」
ジュビリー「はっ」
ジュビリー「そ、そんなことないアルヨ」
サイロック「よっしゃ!!」
【山本弘】
くやしくなんかない
ストーム 「えー、実は親友のワンダが今度結婚することになりました」
ストーム「だから今日はデンジャールームで特訓します」
ゴールドチーム「ええー なんでー」
ストーム「うるさい だまれ」
ゴールドチーム「…（親友か？）」
教訓
ストーム 「結婚式に行ってきました」
ゴールドチーム「げ」「また特訓か？」
ストーム「フ…」
ストーム「フ…フフフ…」
ストーム「人間あせるとダメね」
【K-960さん】
しかたないよね
Ｘメン「教授帰ってこないなー」「よくいなくなるよなー、あの人」「死んだか？」
プロフェッサーＸ「死んでないよ！」
Ｘメン「わ、きた！」
プロフェッサーＸ「いやー、ちょっとシャイアに治療に行ってたの、歩けるように！ それがさー、政権抗争とかやってんの！」
プロフェッサーＸ「きっと暇なスクラルのせいよ全く！ おかげで遅れちゃったじゃない！ ねえ？」
Ｘメン「（それが創立者の言い訳か…？）」
【塩田多弾砲さん／一部補作】
ビースト
サイクロップス「ビーストー、ビーストー！」
サイク「なービーストー、次のアベンジャーズの…」
マッコイ「ビースト？ へ？ 私？」
サイク「そ。あんた、あだ名ビースト！ 野獣みたいだから」
マッコイ「そんな安直な！」
ガーン！
サイク「みんなーわかった!? マッコイは今日からビーストよ!!」
アイスマン「わかったー」
ジーン「了解」
ビースト「ふえー」
命名
ビースト「サイクロップス、仲間のあだ名、他にも決めた事あるの？」
サイク「あるよ？ ボビーやウォーレンも」
ビースト「名前は？」
サイク「ボビーはアイスマン」
サイク「ウォーレンはエンジェル」
ビースト「やっぱし」
サイク「なに？ 人んちのメンバーの名前に文句あんの？ あんた何様？」
【ブラフマンさん】
サイクロップス怒られた
プロフェッサーＸ「君は学生の頃とかわっとらんなぁー」
プロフェッサーＸ「もう少しリーダーとしての自覚を持った方がいいぞ」
プロフェッサーＸ「チームメイトと友人のように付き合うのもいいが」
サイクロップス「あ、それなら大丈夫です」
サイクロップス「あいつらなんて所詮うわべだけのつき合いですよ」
【新井新一さん】
ウルヴィーとちゃう
ジュビリー「ウルヴィー、あのなー」
ウルヴァリン「あのー、俺、ウルヴァリンってコードネーム付けられたんやけど」
ウルヴァリン「カナダん時はウェポンＸやってん。そやから、純粋にウルヴァリンって名前ちゃうねん」
ジュビリー「ウェポンＸ？」
ジュビリー「ウルヴァリン…ウェポンＸ…う…うーえー…」
ウルヴァリン「でも、そもそもの名前はローガンでな？」
ジュビリー「ローガン!? そんな名前知らん！ あんたはウルヴィーでいいの!!」
【塩田多弾砲さん／一部補作】
自白
プロフェッサーＸ「アメコミやったらこういうチームで裏切り者が出たりすんねんなー」
ストーム「あーそだなー」
プロフェッサーＸ「第一の犠牲者サイク」
プロフェッサーＸ「そして次々に倒されるみんな」
プロフェッサーＸ「犯人は私！」
ストーム「お前オンスロートか!?」
【山本弘】
リメンバー暴言
２期リーダーを決めるに当たって、立候補したストーム。
ストーム「いいでしょー!? 一期リーダーなんてひどい決め方だったのに何も言わなかったじゃない！」
―Ｘメン結成時―
エグゼビア「みんな結成したてで他の人の事はわからないでしょうから私が決めるわね！」
あたりを見まわして。
エグゼビア「そこのマッチョメガネ！ あんたリーダー顔だわ！」
【ブラフマンさん】
楽しい職業
マグニートー「ですからみんなもミュータントの未来をしっかり考えておくように」
サイクロップス「マグニートーはどうして、ミュータントを守ってんですか？」
マグニートー「ミュータントとか、好きだから！」
キーンコーンカンコーン
勇者
サイク「ねーさっきのマグナス…なに？」
ストーム「ああはっきり言われてもな…やばい奴か？」
アコライツ「ちがーう！」
ストーム「わっ！」
アコライツ「俺達アコライツ一同は感動した！ あんなに本音でミュータントにぶつかってくるなんてー」
アコライツ「あんなミュータント見たことねぇ！」
ストーム「そりゃそーだ」
【塩田多弾砲さん／一部補作】
喫茶店
ビースト「ミュータントが人類とどうやって関わっていくか決めたいです！ 何か意見のある人はいませんか？」
エグゼビア「人類との平和的共存を望み努力する」
マグニートー「人類を力で捻じ伏せて、ミュータントが地球の支配者となる」
アポカリプス「あと適者生存あたりが定番じゃない？」
ビースト「はぁーそうなんですか？」
ウルヴァリン「のぞっ、のぞっ」
ビースト「えーと他に…」
ウルヴァリン「……の、のぞ、のぞーっ」
ビースト「こうです」
【ブラフマンさん】
ウルヴァリンの場合
ウルヴァリンの初夢
ジュビリー「ローガンさんには強いライバルを差し上げたい」
ウルヴァリン「俺はライバルは……」
ジュビリー「でもこのミュータントは強制収容所でひどい目に遭ったので大変なことになってます」
ウルヴァリン「！」
おさんぽ
マグニートー「ミュータント好きなのか？」
ウルヴァリン「うん」
……
マグニートー「私を磁界王と知った上での事か？」
ウルヴァリン「う…うん」
アナグマ風
マグニートー「それじゃあお別れだ」
ウルヴァリン「えっ!? なんで!?」
マグニートー「実はこう見えても俺はオンスロートじゃない。ワンダの父です。いつも娘がお世話になっております」
マグニートー「君は本当のオリジンを探すんだ。今の君には無理だが」
ウルヴァリン「え!? ど、どうすれば」
マグニートー「俺に聞かれてもなあー」
ウルヴァリン「ああ、待って！」
【山本弘】
サマーズ
サイクロップス「ちょっと時々ごっちゃになるねん。ネイト、ネイサン、ネイト？」
ジーン「はぁ…」
サイク「わかってるねん。わかってるねんで？ 自分の家族ぐらい。バカにしたあかん。ケーブルはネイト」
サイク「それがごっちゃに…」
ジーン「ケーブルはネイサン・サマーズです」
サイク「わかってるねんで！」
【ブラフマンさん】
勤務時間外
バンシー「あのさー、もしジェネレーションＸの誰かが戦いで死んだら、俺達、責任取らなきゃならないの？」
……
ホワイトクイーン「私、Ｘ−ＭＥＮじゃないし…」
バンシー「わっ！きたな！」
【塩田多弾砲さん】
暴露
ストーム「昔、ダークフェニックスサーガが終わった後」
ストーム「この男、マデリーンに手を出したですよ」
Ｘ-メン「おーっ！」
サイクロップス「い、いいだろ!!」
ストーム「まぁ、その後に見捨てたため、インフェルノが発生して終わったわけだが、彼には次なる野望が」
サイクロップス「！」
Ｘメン「おお！けんかだけんかだ！」
【塩田多弾砲さん／一部補作】
プロフェッサー心
サイクロップス「あ、そだ。教授に借りてたＭＤ持ってくるの忘れてた」
プロフェッサーＸ「ええよー。私は心が広いから許したげるでー。海のように広い心ー」
プロフェッサー「具体的に言えばニューヨーク湾くらい」
サイクロップス「ビミョーに狭いな」
プロフェッサー「でも、オンスロートとかも住んでるねん」
サイクロップス「やな心だな…」
【新井新一さん／一部補作】
ミュータントはきらい？
プロフェッサーＸ「ミュータント差別の被害者みたいに、悲劇ぶってんじゃないぞー」
プロフェッサーＸ「だいたい差別されたくないんだったら、パワー使うなっつーの」
サイクロップス「じゃー教授は、パワー使うために学園作ったのー？」
プロフェッサーＸ「はっ、そんなわけねー」
他人事
プロフェッサーＸ「あのね、あんたたちは自分一人のパワーの事を考えればいいけど」
プロフェッサーＸ「私は何十人分のミュータントのパワーを考えなきゃいかんわけよ。たいへんよー」
ウルヴィー「なるほどー」
……
プロフェッサーＸ「……やめよっかなぁ、考えるの」
【塩田多弾砲さん】
小中高
ガーディアン＆ビンディケーター「ウルヴィー」
ウルヴァリン「あ、ガーディアン、ビンディケーター」
ウルヴァリン「アルファ・フライトの時のメンバーです」
ガーディアン＆ビンディケーター「こんにちはー」
ストーム「え…ウルヴァリンって、カナダのヒーロー…？」
ウルヴァリン「何言ってんですかー、ウェポンＸですよー」
いいとこ
ビンディケーター「ほら、私達も新コスチュームになったよ」
ウルヴァリン「わー、俺それ着たことない。いいなぁー」
ビンディケーター「でも私達もＸ−ＭＥＮとこのコスチュームは着れないよー」
ガーディアン「みなさん、実力あるんですねー」
サイクロップスに目をやるウルヴァリンとストーム。
サイクロップス「うん」
ウルヴァリン＆ストーム「え!?」
はばたいた飛べないフェニックスは
ストーム「うちは人数多いもんだから、目立ってトラブルに会う奴も多い」
ビンディケーター「へー」
サイクロップス「私じゃないよ」
ストーム「情に厚いのがいる一方で、偽善者っぽい奴もいる」
ビンディケーター「へー」
サイクロップス「私じゃないよ」
あれ？
サイクロップス「私じゃないよね？」
ストーム「おまえだ」
【塩田多弾砲さん】
豊かな精神力
ウルヴィー「マグニートーの磁力ってなんでもできるよね」
ウルヴィー「で、きのうアバロンで交戦してたらー」
ウルヴィー「アダマンチウムを抜かれはじめてー」
ウルヴィー「それがうまくいって全身の骨が肉を突き破ってー」
サイク「きあ――!!」
【ブラフマンさん】
能力
ローグ「前から思ってたけど、あんたら自分の能力を生かしきれてないわ！」
ビースト「なんですか、それ？」
ローグ「ユーチョーな事言ってんじゃねえ!! つまりだ!!」
ローグ「もし私がウルヴァリンの超回復能力と」
ローグ「ビーストの天才能力を手に入れたら！」
ストーム「私の天候能力と閉所恐怖症もあげるー」
ぽわんぽわん
ローグ「うわ！ 余計な能力を手に入れた！」
ビースト「手に入れたら、どうするんですか？」
ローグ「こうする！」
バンっと扉を開けて登場するローグ。
ローグ「おはようございます！」
ローグ「レガシーウイルス研究してました！ すいません、 とう!!」
ジャンプして着席。
ローグ「そこのところ、さわやかなそよ風を起こします！ すいません！ せまいところは苦手です！」
ローグ「――となる」
ローグ「ほらみろー、ストーム能力のせいでヘンになっちゃったよー」
ストーム「ごめんなさい」
ビースト「サイクー、またローグが変なことを」
ウルヴァリン「……」
【塩田多弾砲さん／一部補作】
いらない
アークエンジェル「おーっと待ちなー。私の能力が入ってないぜ！」
ローグ「お前、能力ねーじゃん」
アークエンジェル「なにィ、あるだろ!? 飛行能力がー！」
ローグ「それ、ミズ・マーヴルの奪ったからいらない」
アークエンジェル「う…」
ローグ「怪力能力少しわけてやろうか？」
アークエンジェル「同情っぽく言うなー!!」
親孝行
アークエンジェル「そもそも、ローグこそ生まれつきの能力じゃねーだろ」
アークエンジェル「怪力も飛行能力も他人のもんだろ」
ローグ「う…そ、そんなことないよ」
ローグ「ミスティークは『ローグは盗みがうまいなぁ』って誉めてくれたよ」
アークエンジェル「そうか…よかったなぁ」
ローグ「同情っぽく言うなー!!」
【山本弘】
わかるように
ビースト「ウルヴァリンってさー。よくX-MENになれたよなあ」
ウルヴァリン「その言葉の意味するところがイマイチよくわからんな」
ウルヴァリン「ちょっと日本語で言ってくれんか」
ビースト「日本語で!?」
日本語訳
ビースト「こ…こ…」
ビースト「このケダモノ!!」
ウルヴァリン「なにい!?」
英語訳
ビースト「つまり、ケダモノ顔のくせによくX-MENになれたなと言いたい！」
ウルヴァリン「要約しすぎだ。バカもの!!」
ウルヴァリン「それにそれはあなたも！」
ビースト「う！ 口惜しいがまったくもってその通りだ！」
ウルヴァリン「つまりこれはあれだ」
ウルヴァリン「X-MENになれば、悪役面でもヒーロー扱いってことかな？」
ビースト「あー、そっかー」
サイクロップス「そっかーじゃねえよ」
ローガンの記憶
サイクロップス「ウルヴァリンは昔デパートメントHに所属してたけど、教授に誘われて、選ばれし者の学園に来たんだ」
ウルヴァリン「そーそー、初期メンバーでスコットやジーンが居てさー。じゃあ俺もX-MENになるってスコットに言ったら」
ウルヴァリン「ローガンには無理だな」
ウルヴァリン「とか言いやがったからさー」
ビースト「それはムカツクなー、やな奴だなー」
サイクロップス「私のバイザー……」
いい思い出
ウルヴァリン「それで必死にX-MENになったわけよー」
ビースト「おー」
ウルヴァリン「X-MENの新ンバーに選ばれたと知ったときのスコットの顔…」
ウルヴァリン「もう忘れらんねー！」
ウルヴァリン「バイザーずり落ちてたし！」
サイクロップス「落ちてねーよ」
ほめて
ウルヴァリン「つまり！ やるときはやるのだ。私は！」
ウルヴァリン「さあ！ 惜しみない賞賛を私に浴びせて!!」
……
ビースト「なんでおまえは人の嫌がる事は一生懸命するかな」
ウルヴァリン「あれれ――!?」
【ＥＮＤさん】
つらやば
香港にやって来たウルヴァリンとジュビリー。
ウルヴァリン「あいつは『マツオ・ツラヤバ』という名前でザ・ハンドのリーダーなんだって」
ジュビリー「マツオ・ツラヤバ！」
ジュビリー「まつおつらやばー」
ジュビリー「あはは！ あははははははは！」
【山本弘】
デンジャールームにて
ウルヴァリン「あー。退屈だ。最近戦ってないからなあ」
ウルヴァリン「ジャーン、センチネル軍団」
サイクロップス「怪我するぞ」
ウルヴァリン「大丈夫大丈夫。俺はいくら怪我しても治るミュータントなんだ」
サイクロップス「ほーそうかい！ じゃあセンチネル百体と戦ってもらおうか！」
ウルヴァリン「なに怒ってんだよ」
【新井新一さん】