　それにしても、いつ見てもカオスな配列だ。大判の図鑑本もハードカバーも新書も文庫も、ノンフィクションも科学解説書もマンガもライトノベルもごちゃ混ぜなのだ。

　単にデタラメなだけじゃなく、『ぼくらはそれでも肉を食う』と『かっこいいスキヤキ』、『もしも月がなかったら』と『月とにほんご』（後者は「つき」ではなく「ゆえ」と読む）といったように、関係がありそうでこれっぽっちもない本が並んでいるところが、微妙に苛立つ。部長に言わせると、「このカオスなところが刺激的」なのだそうだが、俺はどうしても整理したい欲求にかられる。

『翼を持つ少女』第3章に出てくるＢＢ部の部室の本棚を、手持ちの本で再現してみました。
　変なタイトルの本を重点的にセレクトしたので、こういう配列になりました。若者の本にしては、ハードカバーが多いのがちょっと不自然ですかね。まあ、BISは金持ちが多いってことなんでしょうか。小説とマンガはもっと多くてよかったかも。『赤朽葉家の伝説』『GOTH』『配達あかずきん』あたりは本当は文庫本のはず。
　あと、『舟を編む』がどうしても見つからない……どこ行っちゃったんだろう？