エッセイ集
『宇宙はくりまんじゅうで滅びるか？』
河出書房新社
1600円
内容紹介
小説家、トンデモ本研究家、特撮マニア、アニメマニア、ＳＦマニア……そして夫であり父。
山本弘がこれまでどんなことを書いてきたか、まとめてご紹介。
●小説あとがき
●トンデモ本シリーズまえがきorあとがき
●他の人の本の解説
●その他
１ こんな小説を書いてきた
ライトノベルのあとがきをいろいろ詰め合わせてみました。『フェブラリー』は今や入手困難な1990年の角川スニーカー文庫版あとがきを再録。
一読者としてのあとがき （『ラプラスの魔』あとがき） ●
あとがきの三つの顔 （『時の果てのフェブラリー』あとがき）●
ノヴェライズはこうして書かれる （『パラケルススの魔剣』あとがき）●
リレー小説はこうして生まれる （『ミラー・エイジ』あとがき） ●
この話を書くのは辛かった （『サーラの冒険⑤幸せをつかみたい！』あとがき）●
〈ソード・ワールド〉とラプラスの魔 （『サーラの冒険⑥やっぱりヒーローになりたい！』あとがき） ●
２ トンデモを見れば世界が分かる？
トンデモ本シリーズを中心に、疑似科学や大予言、ＴＶのＵＦＯ番組などの話題を。
とは「トンデモ」のと （『トンデモ本の世界』まえがき）●
人生を決めた古典的名著 （マーチン・ガードナー『奇妙な論理Ⅰ』解説） ●
ノストラダムスはロールシャッハ・テストである （『トンデモノストラダムス本の世界』あとがき） ●
ノストラダムスはバレンタインデーである （『トンデモ大予言の跡始末』あとがき）●
テレビはあなたを騙している！ （『新・トンデモ超常現象56の真相』解説） ●
目に飛びこんだウロコの話 （『トンデモ本の世界Ｓ』あとがき） ●
書くことは恐ろしいこと （『トンデモ本の世界Ｔ』あとがき） ●
３ 大阪府で三番目ぐらいに幸せな家
書き下ろし。妻とのなれそめ、 新婚生活、妊娠、出産、子育てなど、山本家の日常を初公開。●
４ これがマニアの生きる道
特撮マニアである山本弘が、『ガメラ 大怪獣空中決戦』『仮面ライダークウガ』『ウルトラマンコスモス』などについて熱く語る。
悪役というお仕事 （『サーラの冒険②悪党には負けない！』あとがき） ●
時代をゼロに巻き戻せ！ （同人誌『特撮が来た！』） ●
愛って何なんだ？ （同人誌『特撮が来た３』） ●
愚か者たちに栄光あれ！ （『山本弘のトワイライトＴＶ』あとがき） ●
あばたがかわいい女の子の話 （『と学会年鑑ＧＲＥＥＮ』あとがき） ●
５ 人生で大切なことはすべてＳＦで学んだ
ＳＦの面白さを多くの人に伝えたい！ そう願って書いた文章の数々。
ＳＦはこんなに面白い！ （『トンデモ本？ 違う、ＳＦだ！』まえがき） ●
萌えて燃えるハードＳＦ （野尻抱介『ベクフットの虜』解説） ●
宇宙はくりまんじゅうで滅びるか？ （『ぼくドラえもん』16号） ●
ケイロン人社会と「囚人のジレンマ」問題 （Ｊ・Ｐ・ホーガン『断絶への航海』解説）●
タイムトラベルＳＦとして見た『戦国自衛隊』 （『戦国自衛隊パーフェクト・ブック』）●
クラシックだから面白い （『火星ノンストップ』まえがき） ●
講演：ＳＦにおける人間とロボットの愛の歴史 （『ＳＦマガジン』2007年２月号）●
６ 未来に向かって
人類の未来を考えるエッセイ。
未来は決まっていないから素晴らしい （『と学会年鑑２００２』あとがき）●
人類は進歩している （『と学会年鑑ＢＬＵＥ』あとがき） ●
僕たちの好きな破滅 （『映画秘宝』二〇〇四年七月号） ●
１か０かでは割り切れない （『と学会年鑑ＹＥＬＬＯＷ』あとがき） ●
夢を現実にする魔法 （『人類の月面着陸はあったんだ論』あとがき） ●